ご依頼から楽譜・音源のお渡しまでの詳細な流れ
作曲のご依頼をいただいたら、まず打ち合わせをしたり連絡をとりあって、できあがる作品についてできるだけ細かいところまで決めていきます。テーマ・編成・用途・ジャンル・想いなど・・・。この準備がとても大切なので、ご依頼者様には少々ご負担になるかもしれませんが、おつきあい願っております。
打ち合わせが終わったら、取材に入ります。たとえば、土地がテーマであった場合、そこに足を運び、雰囲気などを肌で感じたり、名産品を食べたりして、体験します。資料館・図書館で、その土地について調べることもあります。これもとても大切な制作の準備です。このあたりから、楽想が浮かんできます。
浮かんでくる楽想を観察したり書き留めたりして、作品の構想をふくらませていきます。形式・メロディー・音型・和音・和声、楽想から作品のどの要素が強く出ているかを、じっくり眺めます。
作品のどの部分から手を入れるかを考えます。作品の見通しがいちばん良くなるところからとりかかりますが、いきなり最初からはじめるときもあります。
たんたんと制作をしているうちに、あっさりと作品の楽譜が出来上がります。それから、推敲がはじまります。音楽記号に矛盾がないか、音楽の流れが不自然ではないか、意図が感じられるか、など様々な面から検討し、問題があれば、修正します。
楽譜ができたら2つの流れに分かれます。演奏をご希望される場合は、スコア・パート譜を作成してお渡しします。音源を希望される場合は、スコアを元に演奏者に演奏していただいたり、コンピュータで実際の音を再現し、ファイルあるいはCDにしてお渡しします。
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